ど田舎ジャニオタの北山記録。

それでも北山くんに恋をする。

あんちゃん。

はいどうも。

 

たいぴあんちゃん見学したなら感想書けよ💢💢💢けんぴとよこーさん書いたぞ💢💢💢

って思ってたら私が書いてなかったよバーカ!

 

という事であんちゃん感想。

素敵なご縁がありまして、自分の予定的にも当落的にも1回も行けないはずの私が3回程、あんちゃんを観劇させていただきました。

去年だったら10回は言ってただろうよ…大阪も余裕で言ってただろうよ…と悩みつつ。

1回を大切にが身にしみるぜ…。

 

そのうちの2回目の話を主にさせてもらおうじゃないのって。

これがさ、当日券最前列だったから。

ね、ちょっと聞きたくなってきたでしょ?←

 

ある土曜日、その日の夜公演を観に行く私は空港へ向かっていました。バスが遅延し、11:53着予定のそのバスの中で12時を迎えました。どうせ繋がらないだろう…そんな思いで申し訳ないけど、バスの中で鬼電。もちろん掛からない。

12:10 空港着。その間はとりあえず電話ストップ。空港のWi-Fiをまず繋いで、我慢してたトイレに行く。ちょっと電話の事忘れてた←

トイレから出た瞬間。今掛けたら繋がる気がする…!と思って手を洗う前に電話を掛ける。

「この通話はチケットぴあです。ナビダイヤルにお繋ぎします。…」

は!?!?NTTドコモですおばさんじゃないぞ!?え!?は!?

12:15ぐらいだったかな、繋がりました。

20番代でした。

友達にはトイレの神様じゃんってwwwまさにそれなwww

前にレポ?で、名前が珍しくて漢字も聞かれたって見たけど、絶対私の方が珍しいと思うが聞かれませんでした。きっと似た、もしくは同じ名前があったんじゃないかな…?

 

まあいい事があれば悪い事が起きますわ。

飛行機に鳥が衝突して飛ばなくなりました。

急遽お高い飛行機に変更して行きましたよ。

約4万の大誤算出費。笑

まあその日は無事間に合って1回目の観劇をしました。

 

そして次の日。電話なんて信じてない私が、当日券が当たるなんてもちろん初めての事で。

ドキドキしながら番号順に並んで。

チケットを買う所では前の人とは少し距離を置いて待つんだけど、席がここですっていうのが見えるんだよね。前の人は1階の最前列と最後列でした。多分最後列が番号的には前だった。

 

そして自分の番が来て、身分証出して席の話に。「見切れ席になりますがよろしいでしょうか?」と指差す先は最前列…ん!?最前列?

いわゆる2度見ですね。

最初はMとかNの端だと思ったんだよ…

そしたらA列…震えが止まらなかった。

さらに、北山くんが特によくいる下手側。

思い出しただけで今でも震えるわ。

 

開演1時間を切った所で突然言い渡された最前に心の準備がナッシング。

一旦席に着いてみる。無理無理無理無理。

呼吸困難で外に出ましたwww

それでも時間はやってくるのです。

整わない息を殺して着席。

 

そして始まるあんちゃん…

※ここからがっつりネタバレしますのでまだ観劇してない方はシューってしてね。

これから見る人は、腕まくってたら30歳あんちゃん、萌え袖っぽくなってたり裾持ってたら小学生あんちゃんってのだけ覚えて見ると分かりやすいよ!まあ口調でも分かるけど!

 

暗くなって明かりがついたらもう目の前に北山くん、いや、リョウくんなあんちゃんが。

下手側からだと斜め後ろ姿でした。

後ろ姿も可愛くて仕方ないっつーの💢💗💗

最初はなかなか喋らずいるだけ。

一言目「24年ぶりだよ!」

喋る5秒前ぐらいにゴクリと唾を飲んで喉仏が動く。可愛い。

そこからどんどん話が進んで行くんだが、30歳の怒り気味のあんちゃんは、暗転後に可愛い可愛い小学生に大変身。違和感?ない。

小学生の場面は、主にあんちゃんになるよー(母が妊娠したよー)の場面と父が出て行って引きこもりの場面かな。

あんちゃんになるよーって場面が全体でダントツ1番可愛い北山くんが見れます。ごめんな、その顔が見れるのも下手側だけなんや…

ゲームしてたらビデオカメラもった父と母が部屋に入って来て、弟欲しいって言ってたよね、できるよー!わーい!みたいな。それで、これからお兄ちゃんと言う意味のあんちゃんって呼ぶねー!って父が。で、ビデオカメラに向かってあんちゃんだよ〜って手を振ってんの…まじエンジェルひろみつ…31歳の北山宏光はどこへ。って感じだった。まじで弟か妹が出来るのをはしゃいで喜ぶ小学生がそこにいた。あっぱれ。

あのビデオカメラはおいくらで買えるのでしょうか?カメラ目線のあの可愛さのあんちゃんの動画、5億で欲しいです。

基本的に小学生あんちゃんは子供部屋にこもってゲーム。ずーーーっとゲーム。もはやこの画がずーーーっと正面でした…まじで下手側最高すぎ。

下手らぶい。下手の座席は定価が3万のお席ですって言われても下手側選びたいレベル。何も映ってないテレビ画面をずっと見てる。客席とかは全く見なかったよ。凄まじい集中力。

でもさ、2.3メートル先に5分ぐらいかなあ、ナマの北山宏光が、更に小学生やっててじーっとしてる北山宏光が、こんな経験ライブじゃ絶対ないよ…爪まで血管までなんでも見えるよあざす…ってもはやあんちゃんの内容そっちのけで北山宏光を見てました。可愛いしか出てこなかった。くりんくりんのおめめ健在。あざす。

んで惚れ惚れと見てたら北山くんがガクってなるからあんちゃん見てるんや!と我に返ったよね。お母さんの九九の間違えがすげえのwww

8の段弱すぎwww間違えまくるし気付いたら7の段になったりもうはちゃめちゃ。北山くん以外で笑う所も多い舞台です。

それに合わせて北山くんが脚ぶつけたりお茶噴いたり全部カワイイよおおおおおお。あんちゃんみったんは飼いたい。産みたい。育てたい。

 

そしてさ、父が失踪して、母が連絡してくれるんじゃないかって理由で学校不登校になるあんちゃん超絶可愛すぎません?????もうさ、声とか口調も甘いの。可愛いし常に拗ねてんの。ギャァって声が出そうになるよこっちが!

 

30歳のあんちゃんは、ダビング屋さんでバイトしてます。そこに父が来るんだけど…

葛藤がすごい伝わるの。父に会えた嬉しさもありつつ思い出す怒り…みたいなやつ。

そして父は失踪後にこっそり撮ってたビデオをDVDにお願いすんの。

 

そのビデオの中にある一つが噂のちくわぶ

学校の発表会で主役がちくわぶなんだけど、

先生がリョウをモデルに〜って作ったクソ作。

その主役にさせられて。

やったらお父さんに会わせてあげるからって。

大人ってずるいよね〜〜

リョウくんやるんだよ素直可愛い!!!!

ぼくは そうは 思いませーん(超棒読み)

やる気のない棒読みがもうおばちゃんお菓子あげたくなっちゃったよ悶絶!!!

言っとくけどそれもみったんの演技だからね?半端なくね?見たことないみったんだらけだよ???パニックな。

北山くんはバラエティだけに置いておくのまじで勿体無い!演技の人だよ彼は!!!

お母さんの演技力もすげえ事をここに一報入れておきます。まじで気付いたら引き寄せられるから。そして、私はリョウちゃん呼びしちゃってるから、気付いたらお母さん目線であんちゃんを見ちゃう。誰目線で見るか、で見方も考え方も変わってきて面白いよ〜〜。

 

そしてビデオを見たあんちゃんが家族を集合させてビデオの話を家族にすんの。

お父さん隠れて家族をずっと見守ってたんだよって。だけど姉たちはただの盗撮じゃん!って。苦しかったの知らなかったでしょ!って。

そこから北山くんの怒りの迫真の演技。もう見てるこっちは息もできなかった。

人の為と書いて偽り

この言葉から彼のスイッチが入った。

姉は苦しんだ話をめちゃめちゃするんだけど、結局それは自分が楽するためだったんじゃんってあんちゃんがあばいてキレるんだよね。

北山くんがガチで怒るのってそう見れないじゃないですか…やばいっすね…

家族で集まった時、父には優しい口調で、家族にはきつい口調なの。結構メリハリあって。だけど、その後父が「もうお前たちのことは忘れたから俺のことも忘れてくれ」なんて言い出して。逆行性健忘症で子供達の記憶がないのだと告白されるの。そこからは口調が父に更にキツくなって。

「思い出せよ!思い出すまで返るなよ!だから帰んなって!」って場面が何度も。

もうここらへんはずっと泣けるよ。泣いたよ。泣いてたよ。すすり泣く声聞こえちゃってるよ。

確か「思い出せよ!」だったんだけど、あんちゃんが客席に背を向けて唯一、一言だけまじで泣いてるみたいな声を出すの。もうその声がスイッチでこっちは泣く泣く。(聞いてない)

そこでその瞬間に小学生の場面に戻るんだけど。それがちくわぶの発表会のお誘いに、先生が見つけた父のところへ行って、キャッチボールをするんだけどさ。

父のボール投げる場所、毎回取りにくそうだな…北山くん今日何と無く落としそうだな…そんな事考えてた瞬間にまじで落としました…

ごめんな私がそんなやな予感考えちゃったからやたら勘が当たる日に限ってそんな事考えちゃったから…

完全に客席に落ちた瞬間の顔がめちゃ目の前で、フリーズしてた北山くんのあの表情があまりに見たことの無い悲しい呆然とした顔で忘れれません。

そこでどーすんのかな?降りてとるかな?と思ったら5.60代の方が取ってくださって。父は「いつもいる近所のおばちゃんだよ。」なんてアドリブしてくれてたけど、北山くんは「いつもありがとうございます。今日も可愛いですね。」と北山節炸裂。でもそこで客席が静かにキャア…となった所で「冗談です。」と。ずるいわ〜〜ずるいね〜〜。まじこれが若い子じゃなくて、炎上しないで、よかった…。キャアって声も、後ろの方だったし、多分どんな方が取ったか見えてなかったんだろうな。なんて言ったら失礼だけど。平和に再開したからなによりホッとした…。

再開後の北山くんの切り替えな。小学生あんちゃんみったんたまらないやつな。

と思ったらまた瞬時に

「だから帰んなって!!!!」

ってまた家族でのシーンに戻る。

切り替えが半端ねえの一言。

それから、あんちゃん本当は映画監督が夢でって逆行性健忘症の父の記憶を取り戻す物語を撮っていくんだけど、その中で、自分の自己紹介で、「父とのキャッチボールが1番な思い出です」がもう号泣。

「パパの所に行きたい」も泣ける。

どうしても、北山くん本人の生まれ育った環境と重ね合わせるというか、どんな気持ちでみったんがこの役を演じるんだよ…って思っちゃうともう号泣。泣ける以外の選択肢なし。

よく引き受けて、これだけの演技をこの話でできるなって。北山くん、尊敬します。

 

そして最後のシーン。父はずっとあんちゃんと呼ぶんだけど、結局流産してあんちゃんになれなかったからあんちゃん呼びは嫌だというあんちゃん。に対して、「会った時にあんちゃんってふと思ったんだよね」と父。思い出しそうになって、またビデオカメラを父に当てて逆行性健忘症の父が子供達の記憶を思い出す物語が続く…

みたいな感じで。フッと終わる。終わった!?へ!?みたいな終わり方ではある。

決してスッキリはしないかな。でも、その後どーなったかは観劇者の考え方次第。みたいな。課題を与えられたような気分。

でも凄く満足しました!!!

北山くんの小学生と30歳の切り替えはほんとすごい!見る方がついていけてないぐらい自然にスパッと切り替える。どちらも違和感なし。むしろそこに北山くんはいない。あんちゃん。リョウちゃん。北山くんとは違って、漢っぽさが無いというか。ナヨい、そう、ナヨいが凄いしっくりくる。あと、最前でみて気づいたのは、セリフがない場面でも、一瞬も気を抜かずにリョウちゃんでいる北山くんが伝わること。黒目の些細な動きまで。手先の動きまで。あんちゃんを見て北山くんを更に好きになること間違いなし。もう後は私には語彙力も感情豊かでもありませんので、表現不可能です!見たらわかります!見てください!

チケット無くても!当日券頑張れば!田舎でも通じたから!トイレの神様頼ってみてや!

 

私はもう行けません。悲しい。行ける日がありません。ぶっちゃけ、何度も見て、新たな発見をしたい。新たな考えをしたい。新たな目線で見たい。でも、もう行けないから。私が見たものはもうそれが全て。満足してるし。

その分、沢山の北山くんの「演技」が好きな北山担やキスマイ担が見て、考えて、感動して、北山くんの取り巻く世界が平和にあんちゃんが最高で終わりますように。それだけを祈って、おやすみっくん。